のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

線状降水帯

先日の九州北部豪雨では甚大な被害があり、いまだ行方不明者が見つかっていません。

 

昨年の熊本地震の復興もまだ道半ばの折に今回の豪雨で、実家が東日本大震災の被災地になり、親の生死が分からずとても胸が苦しかったことを思い出しました。

 

捜索活動の報道番組などとても見ることができなくて消してしまいます。

 

今回はじめて知った線状降水帯という言葉。

 

積乱雲の連なりのことを指すのですね。

 

そんな用語があることすら知りませんでした。

 

そして積乱雲群の連なりの後ろに新たな積乱雲が次々と発生するバックビルディング現象。

 

朝倉市上空でバックビルディング現象が起きたため雨雲が停滞し、今回の豪雨になった可能性があるそうです。

 

自然災害が起きるたび、高速道路も寸断され実家に辿り着くことさえ困難だった記憶が蘇り、手伝いに行きたくてもむしろ現場の混乱を招くことが容易に想像できます。

 

普通に寄付とかなぁ。離れていても直接なにかできることって?

 

そんな時にSNSでシェア記事を見つけました。朝倉市にある食品メーカーを直接支援できる方法でした。

 

すぐに申し込みしました。

 

商品が届くのと、時間がかかっても再建するのを楽しみに待っています。

 

http://o-watari.morimura-ss.com/eec/kifu/

母が血だらけで発見されました

2012年の海の日、祖父母の回忌法要を父のきょうだいだけ呼んで執り行いました。呼ばれるほうもみんな高齢です。

 

みんな家も遠いし、ささやかな食事会だけでお開きにし、父が茶の間でウトウトしているうちに母の姿が見えなくなりました。

 

kaigo-mind.hateblo.jp

 

 

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私はその日は参加していないので後日談です。

 

父は自力で探そうとして車のバンパーを擦り、どうにも見つからないので捜索願いを出しました。実は初めてではありません。

 

おおごとにせず解決しようなどと考えると、事態は余計に悪くなるものです。徘徊は在宅介護の限界を知らせるシグナルです。

 

連絡を待つだけの時間はとても長く感じますし、悪い方へ考えがちになります。

 

深夜、国道4号線付近で頭から流血した母が発見され、親切な人が通報してくれました。駆けつけた父は救急車に同乗しますが、祝日の深夜に脳外科の当直医などいません。

 

問い合わせ13ヶ所目、国立病院機構宮城病院で受け入れしてもらい、脳の損傷を調べ傷口を処置して戴いて、明け方タクシーで帰宅しました。

最近暑さを感じない

今年も猛暑だというのに。

 

確かに暑いんだけれど、エアコンの冷風直射とか映画館とかコーヒーフロートとか、前はあんなに好きだったのに苦手なものが増えてきました。

 

まだ老化を認めたくないあまり頑張って薄着にしてみますが、パジャマは長袖じゃないと腕が寒くて眠れません。

 

同年代の女性が電車内で扇子パタパタ仰いでらっしゃるけれど、私と逆の症状なのでやめて下さい(笑)更年期あるある。

 

子供の頃、おじいちゃんが真夏でもモモヒキを履いてて暑くないのか不思議でしたが、こういうことなんですね。

 

若い頃、祖母や母親に「あんた、そんな格好して寒くないの?」としょっちゅういわれていましたが、いよいよ自分がそちら側になったようです。

 

五つの首は冷やせません。(頸、手首、足首)

 

昨日、夏服を見に行ったところ、ショップの店員さんに「今日はすごく暑いけどなぜ七分袖なんですか?」って、ほっといてくれ。

 

ここはオネエのスタッフさんがとても優しくて好きなお店です。

 

事情を説明して袖丈の長いもの、短かければ上に羽織るもの、襟ぐりの空きすぎないものをセレクトしてもらいました。

 

これでなんとかこの夏を凌げそうです。 

 

私の余裕のなさがそのまま伝わる

デイサービスへ送り出す直前に失禁する。さっきもオムツ替えしたばかりでもう出ないという本人の言葉を信じてしまった。

 

9時なので送迎車が玄関前で待機していて、既に乗車している他の利用者さんをお待たせするのが心苦しくて、つい「早く、早く」と急かしてしまう。

 

自分の体面を保ちたいだけなんだ。

 

時間にしたらわずか5分。自分なら待たされるのが嫌いだから不愉快になるだろう。

 

でも利用者さんは私とは違う時間軸で生きてるし、送迎スタッフさんもアクシデントには慣れっこ。

 

計画通りになんかいかないのは承知の上だけど、一つ歯車が狂うと次の用事もどんどん遅れていってしまう。それが介護生活の日常。

 

デイサービスの戻りは16時だから、それまでに家事や用事をと思っても、ケアマネとの打ち合わせや来客、ちょっと遠くへ日用品の買い物に出掛けるとあっというまで時間が足りない。昼食後はもうクタクタ。

 

16時以降は見守りしながら夕飯の支度。ちょっと目を離した隙に座椅子から転がり落ちて、元に戻れなくなっていたりする。

 

今日もなにもできなかった。

 

今日もなにもなくてよかった。

 

どう捉えられるかは、その時のコンディション次第。

叔母夫婦が墓地購入の打ち合わせ

父の妹が、かなり前に我が家と同じ臨済宗妙心寺派の寺院に区画だけ購入していました。

 

叔母の夫は次男なのでお墓がありません。

 

先日、叔母夫婦とその娘夫婦がどんな暮石にするか石材屋さんと現地で打ち合わせしました。

 

帯状疱疹を患って以来、あまり体調の良くない叔母はお寺の敷地内で気分が悪くなり救急搬送されて、その日の打ち合わせはできなくなりました。翌日には町中の噂になったのはいうまでもありません(笑)

 

ちょっとした体調不良で、夕方には自ら電話してきて「無事です」と報告受けました。

 

その後住職には永代供養を勧められたそうです。叔母夫婦には嫁いだ一人娘しかいません。娘は婚家の墓守をしなければなりません。

 

一人で2つのお墓の管理をするなど正直負担です。今はまだできるかもしれませんが、先の見通しもつけておかないと、いずれ墓じまいという選択になるかもしれません。

 

以前書いた、私が離檀を検討しているのと同じことがおきます。

 

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