遠距離介護とゴミ屋敷問題

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ

ゴミ屋敷との格闘

実家掃除のポイントは天井の四隅

新幹線で介護と片付けに通うようになるなど、若い頃は想像だにしていませんでした。 もう手がつけられないほどの魔窟と化した実家はモノだらけで、なぜこうなった⁇というレベルでした。 樹木の多い田舎ですからどの部屋の天井も蜘蛛の巣だらけです。掃除をす…

午前中に苺2パック午後また2パック

初期の認知症でありがちな行動です。 午前中に買い物したこと自体を忘れているので、午後からまた同じものを買ってきます。 日持ちしない食材を毎日大量に買ってこられても食べるスピードが追いつきません。結局廃棄です。 ウチでは今日ボールペンを10本買っ…

なくなっても気づかないじゃん

ゴミだらけの実家で途方にくれて、もういるいらないの判断をやめることにしました。 考えながらの仕分けがことのほか消耗するので、例え新品でしまいこまれていた使えるものでも躊躇なく捨てていくと、父が勝手にゴミ袋から出して元の場所に戻します。 私が…

収納用品を買うより持ち物を減らそうよ

実家の片付けで難儀したのが1000着に及ぶ衣類の始末よりなにより、それらが収納されていたクローゼットやカラーボックス、衣装ケースの類の処分でした。 無自覚にどんどん容れ物を増やした結果、いずれ処分することを考えるのも嫌になり身体も動かなくなり、…

帰省時のランチ問題

実家の片付けやケアマネさんとの打ち合わせ、通院付き添いで疲れていますから料理する気力は残っていません。 父が元気な頃は、父の同級生のお店や私が小学生の頃から通うお店の出前をとったりお弁当を買ったりしていました。 ヒルナンデスを見ながらたわい…

自分にとって不必要なものがわからない

モノが溢れる現代社会ですからね。 あれば便利。皆んなが持ってる。 キラーワードですよね。 でも本当に必要なのかな? そこまで考えませんよね。 せっかく来たんだからと食べもしない朝食ビュッフェを山盛り取ってきたり、街で配っているティッシュは取り敢…

動線確保と筋力低下防止

私が一番訴えたいことです。 できれば介護がスタートする前に身じまいできていること、程よい運動習慣があることが望ましいのですが、両方できてる人は少ないと思います。 というより両方できてない人がいかに多いか。 私自身の経験から、ある日突然介護がス…

持ち物が多すぎて具合が悪くなる

四年に渡る実家ゴミ屋敷との格闘で、とっておいて後で使うという考えそのものまで処分しました。 その都度完結です。 いつもどんなときでも正体不明の焦燥感に苛まれて、なぜなんだろうと自分の心を探ったところ、管理できない持ち物が心理的に重く辛かった…

処分まで考えた消費行動

断捨離、お片づけ、生前整理、身じまい、終活など呼び名は多々あれど、要は身の回りを不要品で埋め尽くすのをやめましょうということですよね。 高度経済成長期を過ごした今の高齢者は多くのモノをたくさん所有するのがいい、という思考回路ですから一度手に…

細かすぎる分別が魔窟を作り出す

皆さんのお住まいの地域はどんなゴミ分別方法でしょうか? 私の暮らす街も実家もまぁそこそこの規則で、一度曜日さえ覚えてしまえば慣れるレベルです。 しかしやたら細かい規則の自治体もあるそうで、気力・体力が減退し老眼の高齢者には酷なのではないかと…

ゴミ処分の大変さわかってる?

親御さんと実家の片付けで揉めるのはよくある話です。 先日、処分費用はとってあるから死んだら片付けてくれというお話を聞いて、どこかでも聞いたなぁと。確か私も遠い昔いわれたような気がします。 当人たちに悪気はありません。例え不便で危険であっても…

階段を本棚にしないでくれ

実家は長いあいだ魔窟でした。 高齢親はなんでもとっておけばいつか使う日がくるかもしれないと、読み終えたきょうの健康とか牧野富太郎植物図鑑とかを階段に立てかけていました。 ここ、本棚じゃないし。昇り降りする都度よけながらっておかしいでしょ。 筋…

真夏の実家片付け、熱中症に注意

多くの人は実家が遠かったりで、年に数えるぐらいしか帰省できないかと思います。 日頃から老親の生活を気にかけているなら、夏休みの帰省の折り水回りや網戸、エアコン掃除や片付けをしてあげられる絶好の機会です。 しかし老人はモノを処分するのを嫌がり…

散らかってるからヘルパーさん呼べないならヘルパーさんを呼んで片付けるほうがいいよ

これは後でわかったことなんですがね。いや、ホントこれね。 人を呼べるような家じゃないから。だから訪問介護さん呼べないって。 まず呼べるようにしてからじゃないと介護サービス利用できないという思い込み。 そうじゃなくてさ、まずはお片づけの仕方がわ…

高齢者は変化を好まない

昔の成功体験が今も通用すると本気で信じていたりしますからね。 輝かしい当時のガラクタゴミを要ると思い込んでいます。 ゴルフのトロフィー、訳のわからない賞状の類、意味不明な記念品、大昔のサイズの合わない服。レコード‼︎押入れが全部ゴミです。 大事…

説得されてっておかしいでしょ

相続不動産を専門に売買している業者さんのセミナーに参加した際オーナーさんが言っていた言葉です。 登記や境界線のややこしい土地を無自覚に相続してしまった。共有名義になっていて処分したいが相手方と意見が食い違っている。その他もろもろ手に負えない…

境界線が曖昧だった

17年ほど前に、実家に隣接するお宅のご主人から「境界線が曖昧だから再度調査したい」という申し出がありました。 もともとウチの土地を親族に売却し、その後現在の持ち主に転売されたものでした。 戦後すぐのどさくさで、今のような測量技術の正確さはなか…

地主さんってどんな人?

地方の田舎なので、親戚や友達に地主さんがわりといます。私の率直な印象は「自由がなさそうだな」です。 だいたい江戸時代からの旧家で、代々地域の要職についていたりお堅い地方公務員や、収支に関係なく賃貸物件を多数所有していたり、空き地を遊ばせてい…

片付けに適した季節

3年半かけてゴミ屋敷片付けに通って、ガラクタだらけの室内で動くには適した時期があることに気づきました。 それは5月と10月。つまりエアコンなしで過ごせる季節が最適なんです。 長い休みを利用して断捨離しようなんて思いがちですが、真夏はクラクラ熱中…

あれほど捨てても学習しない親

先日、父が友人の葬儀に参列しました。会場は車で30分ほどの場所で無事帰宅しました。 翌日傘を忘れてきたことに気づき、また30分かけて出かけて、当然間違えて持ち帰られたわけですから汚れた傘しかなかったそうです。 忘れた時点でそこまでの話なのに、わ…

空き家解体費用に盲点が

祖父母が暮らしていた平家を解体することになりました。 コミュニティカフェとかケアラーズカフェとか、地域に貢献できる場にしたかったのですが、管理運営が現実的ではありません。 放置によって小動物の住処になったり、漏電、失火、水道管の凍結、倒壊な…

バリアフリー改修II

田舎の家は意味なく広くモノだらけで、そもそも何があるかさえ管理ができていないのです。レンタル倉庫を借りる都会暮らしの人には理解できないと思います。 都会はスペース=費用 と捉えると思いますが、いくらでも土地も部屋も余っている田舎には無縁の考…

バリアフリー改修

たまたまのタイミングでゴミ屋敷をバリアフリーに改修しようという話になりました。 いくら8LDKの広さがあっても、ゴミがらくたに埋もれて動線確保もままならない家で在宅介護だなんて危険極まりないですし、介護される母も介護する私もそんな空間で生活する…

実家断捨離の総括

和ダンス2 整理タンス3 食器棚4 食器多数 サイドボード2 ダイニングセット1 電話台2 固定電話4 本棚4 シューズボックス3 囲炉裏テーブル1 衣装ケース40 靴100 和服70 茶道具 日本画道具 額縁多数 8段飾り雛人形 こけし多数 傘30 ぬいぐるみ多数 バッグ多数 …

屋根裏からスズメバチの巣が

人が住まない家は痛みます。換気も掃除もしないので、澱んだ空気で天井は蜘蛛の巣だらけ、虫が湧いていたり、押し込んだ衣類はカビだらけだったり。 今、ピアノ教室になっている実家の部屋は、昔は小さな床の間、押入れ、作りつけクローゼットが二つもある収…

あれもいらない、これもいらない

新幹線で毎月通ってガラクタだらけの実家片付けをしながら、アルツハイマー型認知症の母の介護を並行してやっていました。(介護は継続中ですが、ゴミ屋敷は去年卒業しました) とうに役割の済んだ数々の不要品、壊れた家具家財を前にただただ立ち尽くすばか…

実家の片付け 水屋編

実家は田舎の本家ですから、昔は冠婚葬祭も家でやるものでした。なので飲食店並みの食器、お盆、グラス類の数々と旅館並みの寝具、座布団、座卓、日用品が揃っていました。 わたしの頭の中で民泊という言葉が渦巻くこともあります(笑) 両親も高齢になり、…

空き家は利活用できるの?

実家の敷地に祖父母が暮らした3LDKの平屋テラスハウスがありました。祖父母が他界してから20年経過し、昭和47年から大家さんをしているピアノ教室に転用していましたが、建物の老朽化が進み冬場の火の元確認など大変になってきたのでどうすべきか悩んでいま…

実家の片付け 人形編Ⅱ

ぬいぐるみは処分しよう!と決めればあとは動くだけです。厄介なのは由緒ありげなモノたちです。(例 雛人形 こけし(宮城県はこけしが伝統工芸品) 絶対いらない、飾らない、欲しい人なんているはずないのになんだか躊躇してしまいます。高かった、思い出が…

米国でもモノを捨てられない病

ガラクタだらけの実家片付けに、新幹線で4年通っています。並行して認知症の母の介護もしています。どちらかいっぽうでもきついのにいっぺんに両方やらなければならないのは、長年問題を先延ばしにしていた結果にほかなりません。 地方の田舎の本家といえば…