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遠距離介護とゴミ屋敷問題

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ

介護帰省の始まりⅤ

保健福祉センターに着くと、その日は近くに新しくできた介護施設の見学日だったのでロビーで出席者の点呼を取りました。久しぶりに会う介護交流会のメンバーさんや、保健師さんなど知っている顔がいくつも見えます。「久しぶり!」「帰ってきてたの?」などみなさんと挨拶をして、自家用車で来た人の車に分乗して5分もかからない距離の施設へ向かいました。

 

その年にオープンしたばかりのその施設は母の通う施設からも数分の距離で、一階エントランスを入って右手に保育施設がありました。ここの職員のお子さんだけでなくすぐ近くの役所の職員なども利用しているとのことでとても素晴らしい仕組みと思えました。実際どうかわかりませんが介護と育児を同時に担うダブルケアラーの方などにとって本当に有難い場所ですよね。そして利用者さんも毎日乳幼児を見て心が和むのではないでしょうか。核家族が当たり前でそれによって失われた部分もあります。多世帯がいいとか悪いとかではなく、このようなやり方で核家族の「困りごと」を解決できるのですね。乳幼児の知る現代の祖父母は、昔と違って波平さんやフネさんみたいなおじいさんおばあさんではなく若々しいシニアであることが多いように感じます。そのシニアたちの親世代が施設利用者さんであるパターンなのでしょうか。

 

見学者一行は職員さんに誘導され折りたたみテーブルのある会議室のような部屋に通されました。資料が配られ紹介映像も見たような気がします。費用や入浴介助の際、同じ性別の職員が介助するのか?などの質問があがりました。そこからデイサービスの利用者さんが過ごす広い部屋に案内され、比較的軽い症状の利用者さんはキッチンの当番で配膳などの作業をするなどの説明を受けました。南向きの浴室は解放感いっぱいで、窓から青々した水田が見えました。個室も同じように南向きで明るい陽射しが入るつくりになっていました。

レクリエーションなどする部屋も案内され音楽療法士さんがいて認知症のリハビリをしていたり、そこで編み物をしている利用者さんもいました。交流会で仲良くしている人が、そこで知り合いの方をみつけて挨拶していました。その利用者さんは知ってる人に会えてとても嬉しそうでした。デイサービスで利用者さん同士お友達にもなれますが、やはり昔から知った馴染みある人とお喋りできるのはとても嬉しいことなのですね。

 

ひととおり見学を終えて、見学者一行はその場で解散し私と仲良くしている人達で近くのスーパーのイートイン(田舎なのでカフェとかありません)にかき氷を食べに行きました。