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遠距離介護とゴミ屋敷問題

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ

太極拳と気功

通っていた漢方薬局で、気巡りをよくする為に併設の太極拳教室でお試しレッスンを受けてみませんか?とお誘いを受けました。ヨガには通っていたけれど、太極拳ってどんな感じなんだろう?テレビで見るような、北京の朝の公園でするみたいなものかしら?と思い予約してからスタジオへ行きました。


いつも行っている薬局本店の隣にスタジオがあり、太極拳や気功、中国茶芸や中国語教室などの講座がありました。講師は元々中国で通訳をしていて、現地の日本人に太極拳などを教えていた許(きょ)先生でした。薬局支店の『お茶会』と呼ばれる漢方に基づいた『ビューティー講座』など開催している先生で、何度か参加していました。毎回先生がブレンドする中国茶を飲みながら、季節に合わせた養生法などあちこちに話題がとびつつ、それまで知らなかった『気・血・水』や外因内因で身体がバランスを崩すお話など教わりました。


当日はジャージにTシャツみたいな格好にAEONで買ったバレエシューズを持参しました。簡単な脱衣所のような部屋がありロッカーはありません。『荷物どうすればいいですか?』と先生に訊ねると『暫定的にそこに置いてね』と言われました。『暫定的…』日本人より綺麗な言葉遣いです。


その当時年齢による身体の変化に差し掛かっていたであろう私は、遠距離介護の疲れや長年の姿勢の悪さなどで肩甲骨の間にピンポン玉大の二つの痛い凝りがあり漢方薬を飲んでいました。肩凝りや更年期全般に効くといわれる加味逍遙散と上半身の血流をよくするという疎経活血湯です。そして国際中医師による毎回のカウンセリングで『巡りをよくすること』とアドバイスされていました。それで近くのヨガスタジオに通っていたのですが、太極拳にも誘われたのでまず体験してみよう!と思ったのでした。


許先生はマットを敷いてヨガのようなストレッチを兼ねた柔軟体操をはじめました。まるでヨガのアーサナのようで、もうかなり動いたなぁと思う頃にようやくビデオを見ながら太極拳が始まるのでした。中腰の難しい姿勢やどうやって身体の軸を安定させればよいのかわからないポーズは、日頃まるで使っていない身体の部位が急に目覚める感覚でした。他の生徒さんは長く通っているわりと近くの方が多いらしく『あの部分がわからない』と質問したり、太極拳ウェアのまま通ってくる人もいました。『ここってコスプレできるから~』と。私もウェアがいくらするのか先生に訊ねました。(値段は忘れてしまいましたが、さほど高くなかったように記憶しています)


その日は消化できないほど様々なことを教わりすっかりお腹一杯になって、駅のガード下のパン屋さんでコーヒーを飲みながら惣菜パンを食べて一息ついたのでした。そしてよくわからない世界だけど、背中の痛みをどうにかしたいし、お試しは何回か無料だからまた来てみよう!と思ったのでした。