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遠距離介護とゴミ屋敷問題

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ

芋煮会

猛暑の介護帰省から二ヶ月後また実家へ行きました。10月の爽やかな気候は気持ちよく、前回より身体も楽でした。帰省に際しては多くのお世話になっている方に会ったり挨拶に伺ったりするので、事前に手土産の手配をするだけでも案外疲れてしまうものです。母の通う施設のスタッフさんや地元の介護交流会のメンバーさん、父が通う歯科や眼科のスタッフさんなど万遍なく行きわたるように、そして味もそこそこの焼き菓子など実際自分が食べてみて美味しかったものを選んでいます。毎回全員に・・・ではなく今回会える人だけ限定にして手配しています。


10月は宮城県の伝統行事「芋煮会」があるので、地元の介護交流会でも必ず年間行事に入っていて私も日程を合わせて帰省しました。父が白菜や大根など作っているので必要な分を自宅でほどよい大きさにカットしていくのが私の役割でした。事前に千葉から参加の旨伝えておくと、乗り合いで近くのダム湖公園へ行くので玄関前で待つよう言われました。


当日の朝、以前から仲良くしているメンバーさんが迎えにきてくれました。バーベキューや芋煮会などができるその公園まではせいぜい10分程度ですが、車中でお互いの親の介護状態などのお話をしました。その方のお母様は東日本大震災の当日、アルツハイマーの画像撮影で機械の中に入っていて帰りの車の中で地震に遭遇したとのことでした。国道でもう自宅の近くだったのですぐ帰宅できたそうですが、もし機械の中だったら・・・と考えると本当にスレスレのラッキーだったのではないでしょうか。


公園につくとみんな手慣れた様子で火起こししたり、野菜や肉などの材料を混ぜたり、紙皿や割りばしを用意して、自宅からお漬物やフルーツやおやつなど持参した人は人数でわりふりしていました。宮城県人は子供の頃からやっているので号令をかけなくてもみんなサクサク動いてくれます。グツグツじゃがいもが柔らかくなったら味噌やみりん、酒などで味付けしてできあがりです。簡易テーブルにビニールシートや折りたたみ椅子など好きなスタイルで座り、持参したおむすびと一緒にホクホクの豚汁を戴きました。みんなで作って外で食べるごはんは本当に美味しかったです。家ではこの味も雰囲気もだせません。ほんのわずかな時間でしたが、介護を忘れるひとときでした。

帰りは手早く後片付けをして大鍋に作った豚汁がかなり余ったので、持参した両手鍋いっぱいに家族で食べられる分を戴いて帰宅しました。その日の夕飯は昼間の芋煮会の話をしながら両親と三人で楽しく食べました。