のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

法話会Ⅲ

更にご住職のお話は続きます。物忘れがあっても気にしてはいけません。気にすると本当にぼけてしまいます。よく喋る人は頭が働いてぼけません。男性に多い頑固一途で趣味のない人や怒りっぽい人は要注意です。笑うとNK細胞があらわれます、イライラせず笑顔でいましょう。

 

そして仏壇にあげた仏飯を犬猫にあげてはいけません。湯気が飛んだら自分が食べてよいそうです。同じくお茶は流しに捨てず木の下などにまいて下さい。旅行はとてもよいので元気なうちにおしゃれして色々でかけましょう。身だしなみのいいおばあちゃんは元気です。それを狙うおじいちゃんも元気です。こないだみんなで写真を撮ったら松の木と同化した服装の方がいたそうですが、明るい服装をしましょうと仰ってました。

 

ご住職は東日本大震災のボランティアで何度か宮城県を訪れていて災害復旧だけでなく津波で犠牲になった方々の供養や読経など、僧侶でなければできないことをされてきたそうです。私も震災前の景色を知っていただけにあの惨状に驚きましたが、ボランティアで初めて訪れた人はさらに驚いたのではないでしょうか。そして発見されたご遺体を火葬にする施設も流されてしまい、必要なドライアイスを手配する活動などもありました。「みんな誰かの役に立ちたがっている」そう思いました。私は千葉に避難してきた方とのお話会に参加することを希望していましたが、結局できずじまいでした。

 

ご住職は今が平安時代の不安な頃に似ていると仰っていました。貞観地震による津波、疫病の流行などがあり精神の病も多かったそうです。漫画で読んだ源氏物語にもよく生霊とかでてきたのを思い出しました(六条の御息所だったかな)そして災害のあとには変な宗教が流行るので注意しましょう、仏壇を大事にしましょうとのことでした。

 

ぼけない人の八か条も記しておきます。

①信仰心厚く、ぼけ封じご本尊の御威徳を信じ朝夕のおつとめをする人

②テレビを見すぎない人

③よくお話をする人

④物忘れを気にしない人

⑤人の世話をよくする人

⑥感謝の気持ちを忘れない人

⑦いくつになっても張り合いと生きがいを求めている人

ん?数えたら七つだけど八か条になってる・・・

 

そしてぼけない為にも年に一度は阿倍文殊院へお参りにいらして下さい。としっかり宣伝を忘れないご住職でした。これまでの参拝者は誰もぼけていません‼とのことでしたが、そもそもぼけたらお参りできないだろう…というツッコミはなしですね。