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遠距離介護とゴミ屋敷問題

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ

実家の片づけ 廊下編

前回書いた通り、裏玄関からトイレまで伸びる廊下に三段のメタルシェルフが二つ縦列していて、カニさん歩きでないと通れませんでした。しかも廊下突き当りのトイレドア左のスペースには、二段の扉つき食品ストッカー右には30年前の一体型になる前の巨大乾燥機が鎮座しています。勿論使っていません。廊下から洗面脱衣室へのドアの前にあるのでこれも動線をふさいでいます。廊下側から洗面脱衣室へは入れません。洗面脱衣室へはダイニングキッチンを通らないと出入りできません。

 

洗面脱衣室にはなぜか水道ホースが床上20cmを横切る洗濯機があり、洗顔のたびにこのホースをまたがなければなりません。なぜこんな繋ぎ方をしたんでしょうか・・・(蛇口の位置の問題ですが、二層式の頃はそれでよかったのですが全自動に変えて奥行が深くなって同じ場所に洗濯機を設置できなくなりました。苦肉の策で浴室引き戸側に設置したようです。それでホースを元の位置から伸ばしてこうなりました。)

 

もうここまでめちゃくちゃだとどこから手をつければいいか頭を抱えるレベルです。なぜわざわざ不便で危ない状態で生活してるのでしょうか。ホースに躓いたことはなかったのでしょうか。脱水が終った洗濯物を廊下の向こうの縁側へ干しに行くのに、乾燥機が邪魔してドアが開かずダイニングキッチンから迂回して行くのに疑問を感じなかったのでしょうか。

 

廊下もトイレも洗面脱衣室もダイニングキッチンも天井の四隅から、埃の絡まった蜘蛛の巣が長く垂れていて、老眼で見えないとかのレベルではありません。まともな人間が暮らす家ではないです。持ち物を処分する習慣がないまま40年以上過ごしていれば自然とゴミ屋敷ができあがります。どこもかしこも埃・蜘蛛の巣・ガラクタだらけです。

 

一人でこれらを片づけるのかと考えただけで立ち尽くしてしまいました。けれど全貌を明らかにしなければ、母の衣替えの記事で書いたように次々と訳のわからないガラクタが出てきそうです。とにかく燃えるゴミ45㍑の袋に入るものはどんどん放り込んで、メタルシェルフに乱雑に収納され引き出物を包むビニール風呂敷がかぶっている食器類は全部出してガラ袋に放り込んでいきました。一つ一つきちんと見れば充分使えるものばかりでしたが、長年廊下に放置されて埃だらけになった食器を洗って使う気には到底なれませんでした。 不燃物を入れるガラ袋は中が見えないので父が見つけて元に戻すこともなく、ちょうど12月で大掃除時期だったので、地元の民間業者さんに電話して20袋ぐらいさっさと回収して貰いました。ちなみに費用は5000円でした。とにかく食器は重くて一枚の袋にさほど入りません。のんびり作業する時間のない私は袋に入れたものはただちに目の前からなくしたかったので、いっぱいになったゴミ袋は一輪車に積んでどんどん父に運んで貰いました。回収されたのまで見届けないと「まだ使える」とか言って父がまた戻したりするので気が気でなかったのです。

 

そしてからっぽになったメタルシェルフは裏玄関から外に出してしまいました。そのまま縦列していると、また不要品置き場にされてしまいますから。その後すり鉢やジューサーなど使う道具をきちんと整理しなければならなかったのですが、たったこれだけの作業でバッテリー切れしてしまった私は、これ以上長居しても疲れてなにもできそうもなかったので早々に実家をあとにしました。