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遠距離介護とゴミ屋敷問題

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ

介護者の昼食問題

母は現在週6日デイサービスに通っています。なので父は昼間の自由時間を手に入れてしばし介護から解放されたわけですが、田舎の庭は広く畑で季節野菜も作っていて、梅や柿の木には実がなるので収穫しなければなりません。都会の人には想像できないほどとにかく敷地が広く草むしり、剪定作業、落ち葉の掃きだしから処分、水やり、種まき収穫、肥料やりなどなど、想像以上に重労働でお天気に左右されます。初めて遊びにきた人は「いいわね~、羨ましい~」などと言いますが、それはきちんと手入れされてきれいだからであって、自分で管理しようとは思わないはずです。

 

さてずっと共働きだったので父はひととおりの調理はできます。しかし昼間一人の食事のために用意をするのは面倒だし、やっぱりそのぐらい楽したいものです。自分で作るのは麺類で、徒歩1分ほどの距離にスーパーがあるのでお弁当やお惣菜が売っていますが毎日利用していると味に慣れて飽きてしまいます。

 

そこで私は地元の社会福祉協議会の広報誌で時折目にする「配食サービス」がどういうものか、仲良くさせて戴いてる包括支援センターの保健師さんに問い合わせました。彼女には地元にいる頃から様々な相談をしていて、交流会のお世話係りもされていたのでしょっちゅう会っていました。どんな状況の高齢者なら該当するのか、ウチは該当するのか教えて戴きました。すると「食のアセスメントという調査書に答えてもらうから、自宅訪問するよ」との回答で帰省時に合わせて来てもらう約束を取りつけました。

 

訪問当日は茶の間での質疑応答がありました。独居もしくは高齢者のみの世帯であることなど緩い条件でした。保健師さんは日頃の食事をどうしているか、生活状況などを聞き取り調査書に記載していきます。元々父とも知り合いでしたから、誰々さんどうしてる?などとおりいっぺんの世間話をしてから「早ければ来週から配達できると思うから連絡するね」と言い残して帰っていきました。(私はちょっとした菓子折りを渡しました。賄賂ではありません。)

 

 

さぁこれで月・水・金の週3日は昼食の心配がいらなくなる!しかも一食300円でお昼前にボランティアさんが届けてくれる!なんて素晴らしい仕組みなんだろう!そう、実はこの直接手渡しで「見守り」というオマケが私の本当の目的でした。訪問した時の立ち話で父の様子がおかしければ、ボランティアスタッフさんが社会福祉協議会の事務所に戻り報告→しかるべき部門へ繋ぐという流れになっています。一カ月のうち私の滞在は約一週間ですから、それ以外の三週間は他者の視点が必要です。先日書いた「安心コール」に加え二重三重の備えを設定しました。

 

一気に問題解決したので気分よく千葉に戻ると父から「配食サービス認可されなかった」とメールが。えええっなぜ?そんなはずないわ!すぐ実施されると言ってたじゃないの!菓子折りの効果はなかったのか・・・まずは事実確認のため例の保健師さんに電話しました。すると「保健福祉課で協議の結果、お父様が一切の介護状況になく健常なのでうんぬんかんぬん」とのことですが納得いきません。彼女の言動があまりに思わせぶりだったからです。「楽しみにしてたんですよ、お昼ぐらい家事から解放されると思って、おいしいお弁当が食べれるねって」私は引き下がりません。

 

すると再度協議してくれるとのことで、結果配食サービスを受けられるようになりました。どうやら父が完全自立なことと経済面などから、もっと大変な家庭を救済すべき・・・みたいな議論になったとか彼女は濁してました。いずれにせよ届けてくれるボランティアさんはそのような経緯とノータッチですから、私が在宅時受け取る時は日頃のお礼をきちんと述べて「上の人に禁止されてる」と言われているようですが、こっそりお茶菓子を渡す気配りは怠りません。

 

たかが昼食、されど昼食です。