遠距離介護とゴミ屋敷問題

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ

入浴介助からの解放

母の徘徊に悩まされながら入浴介助もスタートしましたが、冬場など脱衣所をストーブで暖めておいてそれからでないと風邪をひかせてしまいます。お風呂から出たら素早く水気をふき取ってパジャマを着せて毛糸のセーターやガウンを着せます。

 

段取りをしてからでないと東北の凍てつく寒さで、温まった身体はすぐに冷えてしまいます。寝室も前もって暖めておかなければなりません。

 

入浴介助のためにシャワー椅子や浴槽の中でお尻を乗せる台など購入しました。介護保険を利用できる場合もあるのに、いつも父は勝手に買ってきてしまい、本人の状態に合わずに無駄になるのでした。なぜ自分一人で判断するのでしょうか?なんのために担当ケアマネージャーがいるのでしょうか?どうして助けてくれる人に手を借りないのでしょうか?

 

男性ケアラーにありがちな、自分でできもしないくせに一人で勝手に間違った判断をしあげく過ちを認めない、というところでしょうか。呆れます。人が変わるはずもないのですが、毎度同じようなできごとで学習しないというのは、やはり能力か資質か性格の問題なのでしょうか。私がどんどん冷ややかな対応になってしまうのも仕方ないことです。合わせ鏡ですから。


 

さて毎晩の入浴介助は正直しんどいです。昔のつくりの田舎の浴室は無駄に広く、浴槽も高さがあり母は足をあげられません。声がけで誘導しても理解できません。身体は蒟蒻のようにぐにゃぐにゃで、ツルツルの浴室で全身の力で掴まってきます。介助するほうされるほう、共に消耗するばかりです。

 

溺死するかもしれない・・・冗談抜きでひやっとする瞬間が何度もあり硬いタイルの上に転んだらそれこそ頭を打って大変なことになる!もう無理だ・・・ケアマネージャーに相談しました。

 

入浴サービスは介護保険の対象にならず一回200円でデイサービスの中でお願いできるとのことでした。すぐ契約しました。これで毎日の危険な重労働から解放されます。すると父は近所の電気屋さんにフットスチーマーを注文し購入していました。また自己判断で勝手なことをしています。


昼間入浴サービスを利用しているのに、どうしてフットスチーマーがいるのでしょうか。母が欲しいと言ったのでしょうか。また始まった善意の押し付けです。『夜寝る前に足を暖めるとよく眠れると思って』思って…自分が思っても相手が思わないということがわからないのです。


ちょうど地区の敬老会でお祝い金を戴いたのでそれを充てました。本体は2万円ぐらいしました。


さて使ってみるととにかく大きくて場所を取ります。電源を入れてから水をセットして蒸気が出るまでもちょっとした手間です。食後のダイニングキッチンに重いスチーマーを運んできて使うので、コードもゴチャゴチャだしよかれと思ってしている事が裏目なのは、使う前からわかりそうなものです。


やりたいなら納得いくまでやらせるしかないな、と思いました。せっかくプロの介護スタッフさんが入浴させてくれるのに、更に余計な用事を増やして自己満足に浸っているだけだろうから。



そのうち根を上げるだろうと私は静観するにとどめることにしました。けして底意地が悪いとかではありません(笑)善意や体裁だけで介護などできるはずがないと、自分で気づく以外にありませんから。