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遠距離介護とゴミ屋敷問題

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ

介護のお茶会

f:id:nozosan-net:20161001151520j:plain昨日は午前中ヨガのレッスンに行き、午後から近所のカフェで介護のお喋り会に参加しました。先日お友達になったオストメイトの方と介護スクール講師さん二人の計三名が既にお茶を飲んでいました。

 

初めての方お二人にご挨拶をして名刺を渡しました。私は自分を「認知症ケアラー」と名乗っているのですが、その講師二人は名称にピンともこない様子でした。一人は宮城県東仙台がご実家で、私の実家とさして離れていません。「あなたのオウチの近くにお友達がいるのよ、劇団やってるの」「あ、そうなんですね、なんていう方ですか?」「ええ、名前出てこないわ~」ってそれ友達と違うやろ!地元離れて何十年も経ってるのに知ってるだけの間柄を「友達」といってしまう感覚を責めはしないけどね(笑)

 

シニア世代の頓珍漢トーク。オストメイトの方は、ご自身もハンディキャップがありながら奥様を在宅介護されているのですが、そのことに触れて「奥様に愛されてるのよ~」「そうよ~」「ねぇ~」と気持ちの入らない褒め殺しトークに気分が悪くなりました。「あなたお若いのに介護してるの?」とスクールのチラシを渡されましたが、私は介護者(ケアラー)の立場からの発信をしていて、介護スキルを机上で語ろうとは思っていないのです。

 

オストメイトの方には以前から「発信がこれからの人の道しるべになりますよ」といっていたので「どうなりました?」と訊ねると、介護スクールさんが「何をそんなに急ぐんですか?こうやってお喋りするのが大事じゃない」っておいおい、オストメイトでトイレ問題に困る人目線で考えたら、多機能トイレマップの使い勝手を誰かが公開してくれてたら外出をためらわずに済むだろうに、なんで他者目線になれないかな!!とかなりイラッときました。

 

私は自分が介護の初期に、置かれた状況をなんとか「解決」までいかずとも少しでも楽になるヒントが欲しかったので、実りのない無駄なお喋りに意味など感じませんでした。介護者は昼夜逆転の徘徊・失禁に悩まされ寝不足なうえ、対応の遅い行政や施設の事務処理に振り回されヘトヘトになっています。

 

だからこそリラックスしたり、ゆっくり眠る時間や介護以外のお喋りが大事なのですが、なるたけ迅速に当座の困りごとを解消に導く手助けが重要なのです。目の前の問題を無視してリラックス・・・とかは逃げにしかなりません。リラックスしてもまた今日も徘徊・失禁に悩まされたら、いつまでも本当のリラックスは訪れません。

 

「介護は他人で勉強するのがいいわよねぇ」「いずれやらなきゃいけないんだしねぇ」「あなたは介護のお仕事はしてないんでしょう?」(介護職だと偉いんですか、はぁ?)とあくまでも上から目線でいい仕事してます風を無意識に吹かせる彼女達に、すっかりうんざりしました。

 

けれどその後、認知症家族の会千葉支部の長嶋会長と今年若年性アルツハイマー認知症の奥様の介護を卒業された西村さんがいらして、ケアラー目線のお話がたくさんできてよかったです。

 

長嶋さんとは実は千葉の会合で何度も会っていて、メールアドレスも渡してあったのに一向に連絡がなく数年経過していましたが再会できました。西村さんは娘さんがイラストレーターさんで、お母様の様子を漫画で克明に綴っていてきちんと製本されたものを最初の一冊は無料で配布しています。私は父と友達の分、二冊サービスして戴きfacebookでうっかり宣伝したら途端に欲しい!と手が挙がりまた西村さんに分けて戴かなきゃです(笑)

 

そして西村さんはこのブログをおうちのパソコンで読んで下さったそうです。なんと遡って全部!!私が自分のことを長々喋るよりも、時系列で読み進めていくとその人の背景が浮き上がってきます。どんな事情を抱えてどんな思いで介護しているのか、二時間ほどのお茶会では触りしかわかりませんし、誤解している部分が双方にあると思います。なので人に理解されたければやはりブログというアーカイブスなんですね。

 

必要なタイミングで必要な人と出会えることをますます実感できた日でした。