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遠距離介護とゴミ屋敷問題

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ

花岡青洲の妻

f:id:nozosan-net:20161021203928j:plain千葉大名誉教授の池上文雄先生から直々に漢方軟膏紫雲膏の作り方を教わりました。先生の市民向け講座があることは知っていましたが、なかなか受講機会が合いませんでした。

 

確か高校生の頃、実家にあった有吉佐和子先生の「花岡青洲の妻」や「紀の川」を読みました。世界初の全身麻酔による乳癌手術がテーマでしたが、その裏には青洲先生を巡る嫁姑問題が隠れていました。朝鮮アサガオを原料とした麻酔薬の効き目は人体実験しかなく、嫁姑が身体を差し出し「どちらがより愛されているか」を競うというなんともガクブルな物語でした。

 

さて材料は紫根30g、当帰30g、ごま油250g、蜜蝋85gだけのシンプルなもので、200℃まで熱したごま油に蜜蝋を入れ、温度が下がったら当帰を入れて10分抽出後、網でカスを掬う、紫根を入れて10分抽出後ガーゼで濾す。

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冷ましつつ攪拌しへらで容器に詰める。(23gぐらいのものが16個ほどできる)効能効果はひび、あかぎれ、火傷、痔核、かぶれ、褥瘡。10年ほど前シミに効くとドラッグストアから紫根クリームがなくなるほどブームになりましたよね。

 

書くと簡単ですが実際はコンロでの温度調整がなかなか難しいのです。温度計とキッチンタイマーが必要ですね。

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同じ班のみんなとシェアして、私は完成品4つ持ち帰りました。母の踵のカサカサが保湿クリームでもあまりよくならないのでひとつお土産にします。

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私は前に飲んでいた当帰の液体薬剤のことを先生に訊ねると「ううん、あれはあまりよくないんですよ・・・」ってメーカーの説明と違う!ってまぁ濃度とか色々あるんでしょうね(笑)

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ずっとお会いしたかった池上先生から青洲直伝軟膏作りを教わり、時空を超えた物語が再現されたようでした。実は若い頃和歌山に住んでいたことがあるのですが、初めて紀の川大橋を渡った時に、まるで海のようだ!と思ったのを覚えています。

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紀の川は川の端が見えないほどの川幅で太平洋に注いでいるのでした。そして青洲先生のお宅春林軒近くを何度も通ったことはあっても中に入ったことはないので、いずれじっくり時間をかけて回りたいと思います。