遠距離介護とゴミ屋敷問題

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ

介護者のささやかな願い

わりとささいなことなんですよ。あまり声を上げる人がいませんから私がいいます(笑)母から目が離せないので、たった5分で済むゴミ出し往復もダッシュでやらなければいけません。

 

ルール違反ですが前日の夕方にゴミステーションへ運んだり、朝慌てず済むように周到な準備をしておきます。分別ができないと出せないので。

 

冬は道が凍結していてゴミ出しにいって、転倒なんてこともあります。無事に帰宅してもダイニングの椅子に座らせていた母がずり落ちていたり、勝手に立ってストーブに近寄っていたり気を抜けません。

 

朝9時にデイサービスの送迎車が来るタイミングでオムツが濡れていたりして、交換している間、既に乗っている利用者さんをお待たせしてしまう心苦しさがあります。上手くできないと、あちこち謝ってばかりの一日になります。

 

夕方4時過ぎに帰宅するので、それまでに自分の通院や買い物家事を済ませておかなければなりません。自由の幅が限られるので、どこかに出かけたいなと思っても帰りを気にしながらの行動になります。

 

なので遠くの冠婚葬祭などは出席できません。もし出席するなら、そのためにショートステイ(泊り)を前もって組んでおく必要があります。普段は一人で対応している父ですが、そのような用事のためだけに私が帰省することもあります。

 

介護者には健常な方と同居している人よりもさらに楽しみや気晴らしが必要と思います。食べたいときに温かいものや冷たいものを味わうという、ごく普通のことができず、食事介助や後片付けが優先されます。ゆっくりコーヒーを飲むだけで至福のひとときです。

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外食もヨチヨチ歩きできちんと座れず、スプーンで食べさせなければならないので連れていけません。車の乗り降りも一苦労です。どんどん閉じた生活になります。

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朝も夜も洗濯機を回すことも多く、乾いた順から取り込んで畳んで箪笥に収納されてるといいな、なんて思うこともしばしば。ちょっとした食材の買い忘れに気付いても、留守番をさせられないからわずか5分の往復でも考えてしまいます。

 

まとめると

①ゴミ分別と搬出 ②ゆっくり食事してコーヒーが飲みたい ③時間を気にせず出かけたい ④洗濯物の整理整頓 書き出してみるとどれも些細なことばかりです。

 

介護前は当たり前と思っていたことに制約がでてくるのです。なのでペースを掴むまではこういったことでイライラするんですね(笑)虐待なども、こういう些細な欲求が満たされず、夜間頻尿等で睡眠不足のうえ徘徊なんかされたときに起きるのでしょう。心当たりがあります。

 

どうやって解決するかは人それぞれですが、介護者は(私と父の場合ですが)こんな状況なのを知っていただければ・・・と思います。