遠距離介護とゴミ屋敷問題

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トカラ列島の盆行事 ボゼ

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従兄弟が離島専門のライターです。若い頃からの旅好きが講じて旅行会社に就職し、〇るぶの編集長まで務めて早期退職しフリーで活動をしています。

 

いつも旅していてなかなか掴まらないので、近況報告も兼ねてトカラ列島の郷土映像の上映会でトークをする馬喰町のイベントスペースへ出かけました。

 

一階が手作り品や民芸品のショップで、急な階段を昇った先に20人ほどが座れるスペースがあり、従兄弟とイラストレーターの松鳥むぅ先生がお喋りしてました。

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お盆に出没する悪石島の「ボゼ」というナマハゲのような人々にスポットを当てた映像で、トカラ列島での盆行事、ごちそう作り、墓参りなどの風習を解説していました。

 

撮影したのは昭和60年頃なので、現在も続いているかどうかわかりません。お盆のごちそうは郷土料理のほか、もち米を蒸して木の葉に包んだものもありました。

 

旧暦のお盆時期に集落単位でお墓参りし、ボゼの衣装や小道具は男性だけが集まって密かに作るのだそうです。(女性に見られてはならない)

 

夜ごとに集落で宴会が開かれ、昼間も公民館に集まってにぎやかな先祖供養の食事会をしていると、突然「ボゼ」の恰好をした男性陣が現れてみんなを襲撃します。(神出鬼没とはいえ、自分の夫や隣のご主人が朝からいなければ、女性陣だって今日だろうな、ぐらいのことはわかってるはずですが)

 

ボゼは身体に赤土を塗っていて、それをなすりつけられると悪霊が祓われるといわれていて、悲鳴をあげながら追いかけまわされ服を汚された人々は、ボゼが去ったあと安堵と笑いに満ち、また宴席が始まるのだそうです。

 

従兄弟は日本の離島すべてを制覇し、彼を師匠と仰ぐ中高年のお仲間もお話しを聞きにきていました(いわゆる、ファンですね)

 

悪石島へのアクセスは鹿児島から週二便ほどしかなく、それも波によって欠航したり運休したり予測がつかないようです。レントゲン便という島民の検診船に乗せてもらう手もあるそうです。

 

宿泊できる場も二か所ぐらいしかなく、現地に知り合いの多い従兄弟は一般のお宅に泊めてもらえるらしく、離島のカルチャーをそのまま味わえるのだそうです。そしてなによりも天然温泉が素晴らしいと松鳥先生も話されてました。(普通に外に湧いてるので、気の利いた脱衣所やアメニティなど一切ないそうです)