年末年始、母がショートステイだったので面会に行きました。
出掛ける直前、買い物から戻った父が、熨斗紙が掛かったミカン箱を持って行くように言ってきました。
「スタッフさんに渡すように」とのことですが、ミカンがあまり好きではない私は正直イラッとしました。
今の若い子がミカンを貰って喜ぶでしょうか。高かったとか職場が乾燥してるだろうからとか、自分本位な押し付けでしかありません。相手の欲しがるモノ以外、どれほど善意で差し出しても迷惑でしかありません。それがわからないのです。
同じ話を何度もゞして言ってきかせているのに、昔から学習せず周りを嫌な気持ちにさせます。選択眼がないくせにいい人ぶるから厄介です。しかも無自覚に。
「また始まったぜ」
私はいつも介護スタッフさんに差し入れする時は、近所で売っていないもの、本当に美味しくて貰って嬉しいだろうものを選んで渡しています。あまり外したことはないと自負しています。
そのために自分でもかなり試食をしています。そして店舗が地元にないことまで確認しています。ネットで買えても送料を考えればそうそう注文しないものですから。
ある日シルバーセンターさんの事務所で、父が「いつも娘さんに美味しいお菓子戴いて有り難うございます」と言われたらしく、ちょっとだけほくそ笑んだのは内緒です(笑)