のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

生前退位。平成の終焉

昭和天皇崩御された年、この国はバブルの頂点でした。私も様々な恩恵がありました。

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消費税の導入もありました。

 

元号が新しくなって昭和時代の人を揶揄するような現象も出てきました。

 

そして昨年、今上天皇が生前退位されるとのお言葉がありました。周囲から何か言われて、とかではなくよくよくお考えだったのではないかと推測します。

 

私も覚えていますが昭和天皇が病に伏せておられる時、日々のニュースは宮内庁病院前から陛下の病状を伝えることに終始していて、63年も続いた昭和ですから元号がどのように変わるか、即位はどうするかなど前回どうだったかを知る人がいなくて混乱していたようでした。

 

当時皇太子だった陛下は、どのようなお気持ちで物事の推移を見ておられたのでしょうか。

 

そして昭和天皇に対しての終末期医療のあり方を思慮されたのかもしれません。

 

私は「自分で判断する」という意志を感じました。

 

高齢になるとご公務に差し障りもでてくるでしょう。屋外で長時間、緊張の中で過ごされることも多いと思います。

 

体調が思わしくなければ皇太子殿下に代行して戴かなければならないでしょう。

 

もし病に臥せったら、今後どのように過ごされたいのかを言葉で表現できないかもしれません。

 

今のお気持ちをはっきりと国民に表明されたのは素晴らしいと思いました。

 

多くの高齢者は「その時になればどうにかなるさ」とあまり危機感がありません。しかし家や事業を継承する側としてはとても困ります。

 

「代替わり」するなら自分の意思で言葉できちんと早めに表明してもらえると有難いものです。こちらから催促はしにくいものなのです。