母の通う老健施設内に物忘れ外来の医師が常駐し、お薬も同じ窓口で受け取り清算できてとても助かっていました。
一箇所で用事が済むので、付き添いの私も母も移動が少なく便利でした。
ところが2年ほど前に、施設の体制というか経営方針が変わり、薬剤部が切り離されて処方箋を外の調剤薬局へ持参しなければならなくなりました。
アルツハイマーの処方薬取り扱い薬局は限られていて、車で5〜10分ほどの場所にあります。なんだか業界の決まりらしく、我々一般人にはわからない仕組みです。
母の受診は毎月ではないので、ケアマネさんが処方箋を調剤薬局へ持っていって、代わりに受け取り支払いをしてくれるようになりました。
合理化のつもりがむしろ職員の業務を増やしてしまう結果になりました。他の利用者さんのとまとめて行ってくれるにせよ、一人一人の内容も違う、立て替え払いをして、翌月利用者さん宅を訪問の際回収するという、なんとも面倒なことになりました。
利用者側にだけ都合の良い仕組みにできないのは重々承知です。施設の運営や調剤薬局との兼ね合いなど、こちらにはわからない事情もあります。
新しいやり方になると置き去りにされる人もいるので、それならどうすればよいのか対応策を提示してほしいものです。