のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

介護にもたまのご褒美がある

認知症の母は、私の言葉をどこまで理解しているのかわかりません。しかし一緒にいるとき、日頃父との生活で見せることのない笑顔で非常にご機嫌です。

 

私と過ごす時間を気に入ってくれているのでしょうか。

 

数年前、母をベッドへ寝かせて部屋から出るとき「今日ね、私の誕生日なんだ」と話しかけました。

 

すると満面の笑みで「よかった、よかった〜」と何度も喜んでくれました。

 

認知症が治ったのかと思ったほど普通の対応でした。大げさかもしれませんが、本当に死んでもいいやと思うほど嬉しい出来事でちょっと涙ぐんでしまいました。

 

たまにそんなことがあると、すぐ舞い上がってまた介護をしようという気になるのです。ハハハ、母の計算だったりして(笑)

 

そんなこんなで「ああ、しんどいな〜。私だって更年期とか色々あって新幹線で通ってるのに」と思う日と死んでもいいぐらい嬉しい日が交互にやってきて、介護生活に彩りを与えてくれます。