いずれ私も介護される日がくるでしょう。その時に今の経験が活きるかどうかわかりませんが、一つだけ丁寧にしてもらえるコツがあります。
お世話しやすい人になることです。
こればかりは性格や病の種類によるのでなんともなりませんが、いくらAIが介護を担うとはいえ、お世話する際優しくしてあげたくなる人というのはいます。
手を差し伸べやすい人。
自分ができないことを認めて、素直に他者に頼れる人。
身体介助にいちいち「ごめんね〜」とか言わなくていいんです。椅子から上手く立ち上がれたらこちらも嬉しいんですから。
上手に頼って介護者を使いこなすぐらいでいいです。
人を頼るのはいけないと教わってきた人は、身体が不自由になっても自力でどうにかしようとしますが遠慮はいりません。
私も最近そう思えるようになったので、偉そうに言えませんが。
感謝の気持ちは心から湧き上がるもので、自然と言葉や態度になります。
ここでお礼を言わなくちゃ‼︎とか思う必要もありません。
本当にありがたければ、なにかしらのアクションが勝手に起きるものです。
それは嬉しそうな表情だったり、手を握り返してくれたり。それで充分、それすらなくても大丈夫。
だって最終的には感謝の気持ちを表す言葉も喋れなくなってしまうから。