遠距離介護とゴミ屋敷問題

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ

地域で早期認知症に対応可能か

先日NHKのプロデューサーさんから質問されました。

 

私個人の回答としては可能と答えます。

 

しかし一般論としては無理とは言わないけれど難しいと答えます

 

それはなぜか。私自身たまたま置かれた環境が恵まれていて地域の力を存分に借りた遠距離介護ができていますが、新興住宅地や都会には地域社会そのものが存在しないケースが多いからです。

 

濃密な人付き合いは面倒。プライバシーは確保したい。他人の揉め事には立ち入らない

 

どれも普通の感覚です。私もそうです。

 

ただし健康で自力で問題解決できる場合に限る、という条件付きですね。

 

私自身、何代も前からのお付き合いのある古い土地で育ち、意味不明な慣習や掟に縛られた幼少期は嫌でたまらなかったものです。

 

ところが親が高齢になり介護が必要となってくると、このコミュニティーに助けられる事が多々あるのでした。

 

それまで上手く馴染めなかったのは、私自身の自意識過剰と、どこまでオープンにしていいのかの線引きが分からなかったからのようです。

 

とはいえ噂好きの、無自覚に意地の悪い人も確実に存在します。私の知らない人が私の事に非常に詳しいなど田舎にはよくある話で、かなり間違った伝言ゲームに仕上がっているケースもあります。

 

いちいち火消しに走るなど無駄な労力で、むしろ節度ある接し方で自分の困りごとを打ち明けるほうが効果的な場合もあります。

 

それでも「いい気になってる」等の陰口は聞こえてきますが(笑)

 

被介護者を抱え、人間関係の面倒まで新たに抱えたくないのが普通ですから、地域の力を活かそうにも一口には難しいと思います。