歳月は人を待たず 陶淵明
長年間違った解釈をしていました。
時間は待ってくれないのだから、きちんと勉強に励みなさい。だと思っていたのに二松学舎大学の石川忠久先生の解説で
人生短いのだから、近所の人たちみんなと心ゆくまで酒を飲んで楽しもう。これが人生の一番の目的。が正解らしいです。
えええっ、そうなんだ‼︎
人生たったの100年にも満たないのに、千年経っても解決できない憂いを抱いている。昼が短くて夜が長すぎると苦しむなら、どうして明かりを手にして遊ばないのか。人は楽しむときにはそれなりの好機があるのだから、逃してはならない。
楽しみを先延ばししていてもタイミングは来ないかもしれない。知り合いに定年退職したら奥様と長い旅行に行きたいという方がいましたが、奥様が癌になり願いは叶いませんでした。
やはりイマ、ココ、なんですね。未来は来ないかもしれません。しかし刹那的に生きろと言ってるわけでもありません。
その時々、判断していくよりなさそうです。かといって逃した好機を悔やむ必要もないでしょう。
陶淵明老師、まじヤバいです。