昨年末急遽出かけたのですが、見える人がいるとの事で紹介されお会いする運びとなりました。
スピリチュアルに疎い私ですし、何か良からぬ話を聞くのも嫌だなと思いつつ案内されたお宅は敷地内に寺院のような祈祷所があり、平屋のとても大きな住宅でした。
最寄りの道の駅までその方の元夫がベンツSLKで迎えにきてくれました。
祈祷所で生年月日を紙に記入し「胃と腰に気をつけなさい。この5年に悲しい出来事があるかもしれません」と言われ読経して戴きました。
いや、年齢を考えれば誰にでも当てはまるアドバイスでしょうと突っ込みたくなりましたが、それはそれで聞いておくことにしました。
敷地を挟んだ向かいの土地には神社を建立中で、俵を咥えたお狐様が並んでいました。なぜ神仏混合?
信者さんから身体の不調を治療してほしいと言われ、なんらかの施術をするらしいのですが私は受けませんでした。
それは根本治療なの?それともプラシーボなの?
その日は田川郡の中華料理店でご馳走になり、千葉にも家があるからそちらでもまた会いましょうね、という話になりました。
千葉に戻ってから私の担当カイロドクターに事の顛末を話すとフフッと笑っていました。
世の中にはまだまだ知らない人がたくさんいて、自分にはない不思議な能力を持ち合わせている人がいることはわかります。
私はその方とその方の元夫に顔相を褒められましたが、果たして私の何が見えたのかはわかりませんでした。
浮世と隔絶された世界があることだけはぼんやり理解できました。