母の衣替えの為に帰省すると、お泊まり施設から入れ歯を外した母が帰宅しました。
私も正直、入れ歯の出し入れは怖くて歯科かナースさんか父にお願いしているのです。
ジップロックに入った入れ歯を前に立ち尽くしているばかりでは食事もさせられないので、例のバリアフリーじゃない歯科へ父と連れて行きました。
車椅子で玄関まで出して、シートに乗せるまでが大変。ぐにゃぐにゃの身体はいうことをきいてくれず、父と2人で汗だく。
歯科に着くと駐車場から玄関まで階段。2度と来たくなかったのに…
その場でケアマネに電話しましたよ。
「訪問治療と緊急時対応の歯科を変える手続きを大至急して下さい」
訪問時間の縛りがあってデイサービスへの送迎を自力で、とか制約があるにせよ今のままよりマシです。
毎回、丁寧で親切なドクターなだけに残念ですが、もう自力で通うのは無理なんですよ。
それにしても、毎回私の帰りを待つようになんらかの課題を突きつけてくる母。
気づきを有難うとしかいえません。
歯科の待合室で携帯が鳴るので取ると、近所の叔母からで「のんちゃん(私のこと)車椅子出しっぱなしで、玄関も空いてるんだけどなんかあったの?」
まったくタイムリーな通報です。
叔母が山形まで取りに行った山菜を煮付けて届けてくれていたのです。
実はこれこれこうでと説明すると双方が安堵しました。
それにしても毎回タイミングよすぎで、しかもそれなりに対応してもらえて本当に感謝しかありません。