のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

シベリア抑留

https://mainichi.jp/articles/20170605/ddm/001/040/199000c

昨日の朝刊に載っていて、私の親族にも引き揚げ者がいるのを思い出しました。

 

ちょうど中国語のレッスン日で、先生のおじい様が大陸で大変なご苦労をされたと伺っていたので訊ねてみました。

 

当時のことをあまり話したがらない、歴史の生き証人のおじい様にきちんと聞いておくチャンスと思われたようで、次回会った時ICレコーダーで記録したいと仰ってました。

 

もし文章にまとめるなら日中両方の言語で、とお願いしました。

 

あまり歴史的背景を知らずに外国人を嫌う人も多いかと思います。

 

しかし敗戦国の日本も相当な振る舞いをしていた事実をきちんと知らなければなりません。

 

私は高校時代、森村誠一氏の悪魔の飽食を読んで衝撃を受けました。捕虜を生きたまま人体実験していたなんて。細菌戦を想定していたなんて。敗戦が決まって実験棟を焼き払って証拠隠滅していたなんて。

 

細菌部隊長の子孫が千葉にいるなんて。戦後も部隊の同窓会が密かに開かれていたなんて。

 

信憑性が薄いなど様々いわれている作品ですが、このような時代があったらしい、ぐらい知っていてもいいかもしれません。

 

私の父も戦争経験者ですが、プレスのかかった軍服を着たマッカーサー厚木基地に降り立つ姿を見て「なぜあの国に戦争を仕掛けたのか」疑問でしかなかったそうです。

 

レッスン後、先生が大地の子を読んでいる途中だと話してくれました。(日本語の文庫本でした)

 

悪魔の飽食はポチったので、届くのを待ってるところですと言ってその日はお別れしました。