長年お教室をしていることで目に見えない恩恵を受けていることをこんこんと父に言って聞かせ、普段から発表会の本番と同じ環境を生徒さんに提供したいのだ、とプレゼン(笑)しました。
難攻不落と思いましたが案外すんなり落ちて、営業さんには中古の見積もりをお願いしていたようですが断って、新品を取り寄せてもらう手はずを整えました。
それに合わせて330kgのグランドを支えられるよう床の補強、古いピアノの撤去をレッスンのない日に集中して工事してもらいました。
猶予はわずか5日ほどです。回収業者さんがピアノ椅子まで持って行ってしまうアクシデントもありましたが、回収〜工事〜搬入〜組み立て〜調律まで段取りよく進み、その週末のレッスンから間に合いました。
ちょうど発表会直前の仕上げ時期だったので、私も本当に嬉しかったのです。
同時に自宅のバリアフリー改修も並行してやっていたので、介護もしつつ現場監督さんと綿密な打ち合わせをしながら千葉から通っていました。
滅多に買うものではありませんが、営業さんや回収業者さん、調律師さん、リフォーム屋さんなどの協力のもとに小さなピアノ教室が生まれ変わりました。
その時の決断のお陰で今や地域の交差点となり、保護者さん同士のお付き合いや、ウチの畑で芋掘りイベントに参加してもらったり私も楽しませてもらっています。
なにより生徒さんの発表会を見に行くという最高の楽しみを与えてもらいました。