遠距離介護とゴミ屋敷問題

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ

介護者である父が友達に恵まれていて私も幸せ

父は母の介護スタートと同時に多くの自由を失ってきました。自ら選んで失ったものもありますが、やはり物理的・体力的に難しいものもありました。

 

え、そんなささいなことが?と思われるようなこともあります。

 

一つは趣味で続けているフルートです。

 

隔週土曜に車で30分もかからない場所へ習いに行っていました。

 

レッスンのあいだ母は最寄りのイオンで買い物しながら待つのが習慣でした。私も時々付き添っていました。

 

しかしアルツハイマーの進行と同時に時間や場所の観念を失い、待ち合わせという行為ができなくなりました。

 

父がレッスン終わりでお店に戻っても、どこにも見当たらないことがありました。

 

では家で留守番させたらどうか?と思われるでしょうが、往復約1時間とレッスンを合わせた時間を一人きりにするのはとても危険なのです。

 

冬場はストーブに突っ込んだり座席で転倒して元に戻れなくなったり、とにかく見守りが必要です。

 

現在は様々な経緯を経て、自宅に出張してくださる先生を見つけレッスンを継続できています。

 

先生は時々クリニックへ父を送ってくれたり、夜出歩くことができなくなった父をクラシックコンサートに誘ってくれたりします。

 

私だけでは提供できない楽しみや人付き合いに恵まれて、離れて暮らす私もとても幸せなのです。