これまで多くの人に囲まれ生活し母の介護も私や近所の叔母、施設のスタッフさんに協力してもらいながらやってきたけれど、四月に体調を崩してから弱気になってきたようです。
私とは毎日メールをしあっているし電話で話すこともあります。
連日多くの訪問者があり一人になる時間は日曜日ぐらいで、自身の通院や習い事、読書、畑仕事、家事、合間に食材の買い出しなど暇な時間はありません。
田舎なので、行った先々で知り合いに会いお喋りもできますから本当の孤独とは違います。
それでも私が滞在しているとことさら意欲的になれるようで、テレビを見ながらのどうでもいい会話や通院に私が付き添うといったささいな事が本当に嬉しいようです。
そんなものなんですね。
長く連れ添った配偶者がもう自分を認識してくれない。感謝もされない状況での介護はとても虚しいのだと思います。
でも私がその虚しさ寂しさを取って代わることはできないのです。