私が大家さんをしているピアノ教室の管理会社さんは大手メーカーさんの販売店もしています。
独自のコンサートやイベントも盛りだくさんで、平日の昼間にバーで講師の方のリサイタルなどもやっています。
私もアフタヌーンコンサートと銘打った大人の社交場でのバイオリン演奏など聴いてみたいのですが、なかなか都合がつきません。
さて私の教室を担当している方は音楽がとても好きで、自身も楽団のメンバーとして活躍しています。
しかし、が、しかし、業務能力となると首をかしげざるをえません。
ウチは昭和47年からやっているのに当然我が家の歴史も知らない、知ろうともしない。
私が自分でフライヤーを作成しグランドピアノを購入しようとした時も、新古品のアップライトをお安くいかがですか?という頓珍漢ぶり。
本気で音楽を広めたいと思ってる?いわれた業務を仕方なしにやってるんじゃない?としか思えませんでした。
私が不在でも介護の必要な母を抱えていても、場所と環境を提供させて戴ければ、あとは先生方と営業担当さんで盛り上げていけるでしょう・・・と思った私が甘かったようです。
私なりに保護者さんとの密なやり取りを意識してLINEグループに入って貰ったり、チラシ片手に近くの保育園や小児科さんへ生徒さん募集の営業に行きました。
私はそれを好きでやっているのだから別にいいのですが、生徒さんが増えてきた頃、まるで自然に増えたかのような認識だったのに呆れてしまいました。
しかも「最近この辺り新しいオウチが増えてますね」って何年前からの話をしてるの?
近隣の宅地開発で新規住民が増えて、田舎は戸建てが普通ですから練習用のアップライトまたは電子ピアノのセールスも同時にできるのに。
販売フェアのチラシを置くだけじゃなくて、ボーナスシーズンに合わせてとか、夏の発表会前の機会にとか、クリスマスプレゼントにとか切り口はいくらでもあるはず。
私の家で商談することも可能なのに。
チャンスは案外タダで落ちていて、見ようとしなければ見えないものらしいです。