思いがけず長生きすると周囲の親しい友人がどんどんいなくなり、そのうえ自分の健康状態も怪しくなり最期のお別れもできなかったりします。
https://www.google.co.jp/amp/s/www.asahi.com/amp/articles/ASKCG6GCBKCGUOOB00X.html
葬儀というのは殆どが急ですから突然連絡がきても交通事情や体調などで参列を諦めざるをえないケースも多いのです。
ウチの両親も近くの方の冠婚葬祭には出席していましたが、母の介護がスタートしてからは土日などデイサービスのない日の葬儀は母の預け先が見つからず参列を諦めていました。
毎回叔母に頼むのも気が引けますし、そもそも親戚同士ですから同じ方の葬儀に同時に行かなければならず折り合いがつかないのです。
そのためだけに緊急預かりが可能な通所施設と契約しました。
介護に直面して初めてわかることでした。
大切な人とのお別れにも出掛けられないなんて。
こんな些細な自由もないなんて。
車から降りずに焼香するなんて‼︎とまだまだ戸惑いの声が多いようですが、これも時代の要請なのだと思います。
喪服に着替えず車に乗ったままで参列できるなら行きたいというニーズに応えたサービスなのでしょう。