実家との長距離往復だけで疲れ切ってしまい、しばらく手が止まっていた相続事務が少しだけ進みました。
父の喪中ハガキの残りを切手に交換し、戸籍謄本の取り寄せとそれにかかる小為替の購入などようやく面倒なことをするため郵便局へ行きました。
住民票も取らなければならないし今はマイナンバーの写しも必要で、両親の高額医療費の還付請求など猶予のあるものは後回しです。
忘れてしまうものもあるでしょうね。
今朝は実家の町会の区長さんに私が不在でも家屋の消毒をお願いしたい旨を連絡しました。
去年までは父が立ち会いしてくれていたので、私はどの辺りを消毒するかわかりません。
区長さんは「去年の控えを見て同じようにやっておきますから任せて下さい」といってくれて、日頃からお付き合いしておいてよかったなぁと思いました。
こういった小さな連絡や細かなやり取りで消耗するので、自分の体調・心持ちが万全でないとすぐ投げやりな気持ちになります。
これまで荒れ果てた空き家や墓地を見るたび「なぜ誰も手入れに来ないんだろう?」と思っていましたが、遺された家族も高齢になれば来たくても来れなくなるんですよね。
私でさえ遠距離介護もあってキツいのですから、まるで人を責めるかのようなことは思わなくなりました。
それぞれ体力や抱えているものが違うのですもの。
他人の事情はこうやって体験して腑に落ちていくのですね。