漢方講座で繰り返し気血水の解説をしています。
これが理解できないといくら生活養生や食事の話をしても掴み所のないお話になってしまいます。
聞き飽きるぐらい普通の内容でしかない漢方を、いかに自分ごとと捉えてもらえるか私の実体験に照らし合わせて語るように工夫しています。
気=エネルギーで、目に見えないけれど身体のなかを巡っています。しかしストレスによって不足したり流れが滞ってしまいます。
これが労即傷気。
ストレスも個人差が大きく、同じものごとでもとても負担に感じる人もいれば、問題なくこなせる人もいます。
それぞれに備わった体力や考え方や環境によるものが大きいかと思います。
私はストレスに弱くすぐに気が詰まって気滞になります。
ミスの許されない介護施設とのやり取りや、離れた実家の管理、遅々として進まない相続手続きにただでさえイラつくのに、税理士さんに後から様々な書類を提出してほしいとの依頼が。
遠くから公的書類を取り寄せるのは想像以上に面倒で、気力のないときは郵便局に小為替を買いに行くのすら嫌です。
なんでもっと早くいわないのかなぁ‼︎
私の帰省の段取りもあるし、地域の行事やジャングルのような庭の草むしりや母の歯科付き添いなど用事山盛りなのに‼︎
先方からすれば多くのクライアントのなかの1人でしかない、しかも遠方に住む私に割く労力はないでしょう。
今の私は提出できない宿題を留保している状況で気が詰まっています。
そのうえ先月故障した実家の温水給湯器の工事立会いと防災訓練も重なり、書き出してみれば一つ一つは些細だけれど気力も体力もないときは辛いだけです。
地元の皆んなに助けてもらいながら、お喋りや電話で気晴らししています。