もうね、ここまで偶然が重なると私はプログラムされたうえで生かされているのだと確信するわけですよ。
猛暑のある日、漢方の勉強会前にランチをしていました。
携帯が鳴るので出ると宮城県白石市に暮らす父の従兄弟(祖母の妹の子)からでした。
「都合がついたのでお父さんのお墓まいりとお焼香にあがりたいんだけどその日不在だよね?」
その週はうちのピアノ教室の生徒さんの発表会で帰省予定です。もちろん在宅しています。
私の予定を知ってたんですか⁇
戦後満洲から引き揚げてきて、我が家で父ときょうだい同然に育った方です。
父が亡くなったことを知らず後からお悔やみを下さったのでお礼をしていました。
私の祖父母のことを実の両親のように思っていて、いつも県北部にあるうちのお寺にお参りしても家には寄らずに帰るのでした。
我が家で育ったことを70年経ても恩義に感じて、時候の挨拶やお参りを欠かさない人です。
私は幼少期に会ったかどうかぐらいで記憶がありません。
どんな経緯で満洲へ渡ったのか、彼の兄が自費出版した本でざっくり知ってはいましたが。
私の父の名前が満洲にちなんでいること。
私の名前が満洲鉄道の急行列車と同じなこと。
私の中国語の先生が奉天(瀋陽)出身で、秋に満鉄を巡る旅に出ると話していたこと。
昔から愛新覚羅溥傑の奥様浩さんになぜか惹かれていたこと。(千葉の新婚の家になんどか行きました)
なにか関連があるんでしょうかね。
会える日を今から楽しみにしています。