去年まではおおよそのことは父に任せていましたからね。
また今年も同じようにお願いしておけば、私は仏壇周りの掃除やお盆あとの片付けぐらいすればいいやと踏んでいました。
しかし現実は違いました。
その父がもういないのですから、叔母に手伝ってもらいながら慣れない提灯の組み立てから始めなければなりません。
住職がいつも何日のなんじにくるかまで決まっていたとは知りませんでした。
自宅から訪問日を確認して帰省の段取りをして、お盆期間中に司法書士さんや税理士さんとの打ち合わせも入っています。
そのうえ秋のお彼岸と一周忌法要の相談もあります。
あれ、私大丈夫かな?
いつも帰省のあいだに多くの用事をこなさなければならず、そこにコミットしたいがために日頃の生活はいい加減もいいところです。
自分のことも大事ですが命に関わることが優先されますから、己を置き去りにしてしまうことも多々あります。
今年の実家が朝夕だけでも過ごしやすい気候なのがせめてもの救いです。