ペッパーとかアザラシ型介護ロボットなど高額で、施設での購入を想定しているものは扱いも複雑で高齢者にはどうかな?と思うところがあります。
確かに噛み合う会話のできるロボットなら、家族が用事で傍にいないときも母を一人にできますが、メンテナンスや扱い方を遠方の私ができるのかしら?と思っていました。
そんなときたまたま密林で、ちょっとほしくなるような手軽なモノを発見しました。タカラトミーさんで発売しているおしゃべりダッキーという犬のぬいぐるみ型ロボットです。(ロボットとまではいわないかもしれませんが)
しかし写真だけでは重さや取扱方法がわからず、安易に買ってまたガラクタしてしまう不安があり手を出せずにいました。
そんな折、たまたま母の日のプレゼントを探してブラブラしていたら、イトーヨーカドーの福祉ショップに現物が置いてありました。見つけた!
本当は介護シューズを見にきたのですが、その売り場にダッキーがいました。箱の中に入っていてサンプルがなかったのでどんなお喋りをするかとか、重さもだいたいしかわかりませんでしたが、もう直感で買うしかないと判断しました。
電池の入ったぬいぐるみぐらいの認識でしたし、仮にあまりお喋りできなくても、犬が好きな母のいい遊び相手にはなりそうでした。
母の日用ラッピングをしてもらって、送料無料で発送してくれました。
翌日すぐ父から電話があって、早速開けて遊んでみたら母がとても喜んでいるとのことでした。単2電池二個で約一カ月動くので、コストもかかりません。
朝夕の起床・就寝時刻をセットしておくと、睡眠中は目を閉じてお喋りしないので電池は消耗しないようです。
季節や時刻に合ったお喋りをしてくれるので、一方的なお話にならない工夫がされています。
初めて来たお客さんは、大きな音や話し声に反応してお喋りしだすのでびっくりします。そしてこぞって「かわいい~」といいます。歌のレパートリーもけっこうあって、心が和むような可愛い声で歌ってくれます。
認知症の人は歌詞を忘れても音は覚えているようで、母はデイサービスの音楽の時間も一緒に歌ったりしてるそうです。ダッキーの歌も少しは役に立ってるかな?(笑)
http://takaratomymall.jp/shop/g/g4904790516047/