のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

身内が孤独死するとこうなります

親族が生涯単身で子供もいなかったのですが、腕に技術があり晩年は友人に囲まれ楽しく暮らしていたものの、自宅で孤独死していました。

 

新聞受けに新聞が溜まっていて、不審に思った学生さんが地区の民生委員さんに連絡してくれて、警察が捜査に入りました。

 

まだ春浅い時期でしたが、死後数日経過してご遺体は傷んでいたようです。夏場だと蛆が湧いていたりするそうです。

 

身内が検死に立ち会わなければならず、近くに住む私の義理きょうだいに連絡が来ました。

 

事件性があるのか、病気なのか全裸にして色々調べるのですが一緒に見なければならず、かなりキツイ出来事です。

 

なぜこうなったのか、そもそもわからないまま警察の指示通りにしなければいけない。事情が飲み込めない。

 

検死担当医は書類を作成し死亡診断書を作って役所に届け出して、初めて火葬や埋葬許可書が交付される。

 

バタバタ葬儀を済ませると次は厄介な相続が待っています。結論から言うとすべて終わるのに5年かかりました。

 

公正証書遺言など当然なく、配偶者、子供のいない人は親族とも音信不通になっているケースが多いので、法定通りの分配をしようにも行方のわからない甥姪を探すうちに三ヶ月(相続放棄の期限)なんてあっという間に過ぎてしまいます。