先日、電車で座った私の前で2人の青年がつり革を持ってお喋りしていました。
30代前半らしくガテン系の服装でイケメンでした。
飲み会でいつも勝手に酔いつぶれて記憶をなくし、第三者と喧嘩を始める友達の仲裁に入るのが嫌で少人数の集まりしか行かないようにしている、という内容でした。
「もうこの歳になると綺麗に飲める奴としか付き合いたくないよね〜〜」「そうそう」
カッコいい‼︎
常々私が思っている事を、若い彼らが言語化してくれてメチャクチャ嬉しかったのでした。
記憶をなくすほど飲む。
そこまで飲まない私には分からない感覚です。楽しいところでやめる、ができない。他人を不愉快にして、あげく翌日何も覚えてないなんて。
どうやって帰宅したかわからない。名刺入れなどの小物をどこかでなくす。誰かに送ってもらったのすら記憶にない。タクシー代は払ったんでしょうか。
他のお客さんに絡むなんてもってのほかですが、当然楽しい話題やその場でしか盛り上がらない大事な話もすべて覚えていないわけですから、もうまともに相手しようとは思いませんよね。
毎回その調子で翌朝目覚めた時に後悔しないんでしょうかね。
一緒にいた人に失礼なことを言ったり、取り返しのつかない行いをしていたり。
大人だったら注意せずそっと離れていく人のほうが多いと思います。記憶をなくすほど飲むのは打ち解けて心を開くと同義ではないし、記憶になければ無礼講が許されるわけでもないでしょう。
綺麗に飲む
刺さりますね〜