父のフルートの先生が、私の不在時父を脳神経外科へ送迎してくれました。
先生のお宅近くのクリニックだからついでというのもあったかもしれません。
タクシーを手配すれば自力で行けますが、通院に付き添いがあるのは本当に心強いものです。
なにかしら不調がある時は不安で、慣れた道の運転も戸惑ったり、ドクターの説明や窓口での会計時いろんな書類を渡されてもよくわからなかったりします。
そんな時、冷静な誰かがそばにいるだけで本当に楽になれるのです。
診察が終わるまで一緒にいてくれて帰りも家まで送ってもらえたら、そんなに深刻にならなくていいんだ‼︎とすら思えます。
そしてフルートの先生は夕方私に電話で報告までしてくれました。
演奏の勘が戻ってきたこと、お話もきちんと噛み合うこと、ドクターは運転にオーケーを出したけれど私の次の帰省までは控えてるんだ〜と話していたこと。
掛かりつけ薬局の薬剤師さんは「先ほどお父様が処方箋を持って来られました。各科目ごとのお薬の統廃合や飲み合わせの説明をさせて戴きました。お元気そうでしたよ」とLINEをくれました。
ありがたすぎて涙が出ます。
文字も書けるようになり、私に封書が届いたのでもう大丈夫なようです。
ただし長年に渡る介護疲れがリセットされたわけではなさそうですから、もう少し養生しながら楽しい時間を多めに取るように意識します。
父も、母を入所させると寂しくなり生きる張り合いをなくすのが本音でしょう。
それならお泊まり日数を増やしたり、訪問ヘルパーさんをもっとお願いしたりで対応するよりありません。