https://mainichi.jp/articles/20170812/ddm/001/040/159000c
鹿児島の知覧町といえば、小泉元首相も訪れ涙した特攻平和会館のある場所です。
この地が士気を高める研修に使われていると知り、今はそういう時代なんだと驚きました。
私の身内に特攻隊員はいませんでしたが、選ばれたエリート達はみんな若くして犠牲になり、遺された家族も栄誉だなんて思えなかったのではないでしょうか。
本心の話せない時代で、とても苦しかっただろうと想像できます。
出立の前夜に添い寝してくれる女性たちがいたそうですね。誰だって死にたくないですよ。
そもそも行きの燃料しか積んでいない飛行機で米艦に突っ込む作戦自体おかしいと声をあげられなかったなんて。それでまさか勝てると思っていたなんて。
広島市にある人材育成会社が、独自のメニューとしてこの知覧研修を売り出し人気なのだそうです。
どうやら特攻隊員から覚悟を学べる、士気を高めるという趣旨らしいです。
記事にもあるように美化されたり、遺族の痛みが置き去りにされていたり違和感を覚える部分もありますが、72年前にこのような人々がいたことだけは知っておくべきと思います。