長く社会生活を送っていると、つい合理的で費用対効果を意識した生活をしてしまいます。まぁ当たり前なんですが。
なんの制約もなかったら実はなにを一番したいか?と問われて即答できないことのほうが多い気がします。
自分で自分の本音を意識していないからでしょう。
こうしたほうが得、これだと役に立つ。
若い頃はそのような思考回路が生きるうえでガイドにもなりますが、中年を過ぎると好きか、やりたいかしかないような気がします。
言い換えれば楽しそうと感じるかどうかですね。
さらにいえば、若い頃面白みのわからなかったこともお試しでやってみよう、つまらなくても別にいいや、損とかどうでもいいやの心境でしょうか。
私は昨年ある講座で100億あったらなにをしたいか問われて「通訳と専用ドライバーを雇って漢詩の舞台を旅したい」と答えました。
お釣りがきますね。
100億も必要ない、やり方を工夫すれば叶う程度のことなんですね。