のぞみのデュアルライフ(遠距離介護とゴミ屋敷問題)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ

満蒙開拓団II

先日の続編ですが、日本に引き揚げてきて我が家で父ときょうだい同然で育った菅原氏は私の祖父に学校を出してもらい、大陸ではぐれた父親が生きて北海道の奥高見にいることがわかりました。

 

 

kaigo-mind.hateblo.jp

 

母親はすでに亡くなっていましたが、やはり家族は一緒に暮らすほうがよかろうと、また知らない土地へ弟妹を連れて移住しました。

 

満蒙開拓団員だった父親は奥高見開拓団として入植していて、せっかく家族一緒に暮らせるようになったのにシベリア抑留生活のことなど聞かずじまいだったそうです。

 

この奥高見はアイヌの人たちが二度入植を手がけたものの失敗して撤退した場所だったそうです。

 

原生林ばかりの台地を開墾して耕作し苦労しながら住宅も建てたあと、町の中学の分校に勤務することになりその後苫小牧へ移住したと記されています。

 

その土地は結局離農者が相次ぎ今は道内最大規模のダムになり、すべては湖底に沈んでしまったそうです。

 

国の政策に煽られて満洲の開拓地に入植し、敗戦と共に見棄てられ、ようやく引き揚げてきて再起を図ろうとした場所が米も獲れないような土地だったなんて。

 

時代に翻弄され続けたふつうの人々がいたこと、それが私の親族にいたことを忘れてはいけないですね。

 

この夏、なぜか急に気になって仏壇に飾ってあった本を読んで改めて当時のことを学ぼうと思ったのでした。