作っておくと手続きが迅速かつ簡素で非常にストレスフリーです。
ただし費用がかかる、託す人が信用できるかどうか見極めが必要、どのように相続させるかきちんと考えなければならないので頭がはっきりしているうちに行動することをお勧めします。
父は6年ほど前に作成していて、今回その通りに執行する運びになりました。
地元のメインバンクに届け出するとすぐに書類が送られてきました。
私にすべての執行権限があると記載されていたにもかかわらず、相続人全員の名前を自書する書類がありました。
すべての権限が私に与えられていたので必要ない書類でした。しかし窓口女性もよくわからないようで電話で問い合わせてもいい加減な返事しかありませんでした。
わからないならわからないっていえばいいのに、自分で答えようとするから不審に思ってしまいます。
相続事務センターの担当者と支店窓口の女性と言うことが違っては信用問題に関わるのでは?
私は千葉からわざわざ店頭に来ているので、また連絡すればいいやぐらいの考えでは困ります。
認知症の母は字が書けませんから、前もって面倒を避けるため父なりの配慮が公正証書遺言にはありました。
結果、公正証書遺言があったお陰で必要書類の提出といくつか記入するだけで手続きは終わりました。
これが絶対揉め事を避けられるとは言い切れませんが、なにかしら想定できそうなら生前整理しつつ検討してみてはどうでしょう。