喪中ハガキを出した先からちょこちょこ連絡が来て、私がいるタイミングで弔問に来てくださった方がいました。
20数年前、父と一緒にヨーロッパへ行ったときのお仲間でその後もずっと交流が続いていました。釜山旅行の時は私も同行しオンドルのあるお店で焼き肉を楽しみました。
ご夫婦で訪問してくださって私も久しぶりの対面で多くのお喋りを楽しみました。
20年も経つと双方取り巻く環境がすっかり変わっていて、やはり話題は親の介護問題へ。
まだ両方の親御さんが健在だそうですが、地方の田舎の長男であるご主人の実家がモノだらけという、数年前まで私の一番のストレスだったのと同じ話を奥様から聞きました。
結局片付けられずに押し付けられるんだろうな。
せっかくなのでバリアフリーにした我が家を見てもらい、せいぜい参考にしてくださいと伝えました。
ご夫婦とも大学で園芸を学び専門職に就いているので、庭木や花の相談を気軽にさせてもらえることになりました。鴨がネギ、いやチャンスが向こうからやってきました。
その後、父の同級生が営む中華屋さんでランチを食べて息子さん夫婦と近況を話しました。
「お父さん元気ですか?」と訊ねると「あのあと同級生が二人亡くなり落ち込んでます」という返事でした。
共通の話題で盛り上がれる友人がどんどん減っていくので寂しくなるのですよね。
以前は在宅介護で出前しか頼んだことがなかったのですが、これからはお店へ顔を出してお喋りしたいな、と思いました。
わずか二ヶ月のあいだに様々な変化が起きています。