認知症介護者の会が各地にあって地元でも開催されていましたが、結局は介護者の気晴らしと愚痴吐き場だなと思い行かなくなりました。
共感はもうたくさんなので、どう対応すればいいか具体的な方法を知りたい私にはなんの役にも立ちません。
わかってほしい、話を聞いてほしいなどはごく初期の話し相手がいないいっときのことで、ある程度の年数が経つといかに日々快適に過ごせるかが焦点になります。
介護初期の人と経年の人ではフォーカスポイントが違ってくるのです。
それは病を受け入れられているかどうかなのですね。
嘆こうが愚痴ろうが治らないことははっきりしていて、それならどう対峙していくのかただそれだけです。
いつまでも何年たってもグズグズ言い続ける人たちとは付き合いたくなかったので、まったく異なる人たちとの付き合いに重点を移しました。
すると思わぬ人が思いもよらない介護ネタを懐に隠し持っていたりして、え、そうだったの‼︎と驚くこともしばしばでした。
わざわざ言わない人もいるのです。
だからこそ自分の思い込みを外し、視点を変えて人付き合いすることが大事だと改めて気づきました。