ある夜、スマホにメッセージが届き確認してみると友人から親御さんの介護で地元に帰省しているという連絡でした。
その地元とは私も若い頃暮らしていたとても懐かしい場所で、以前そんな共通項で盛り上がり介護帰省というワードで私を思い出してくれたようです。
高齢の親御さんを案じながらも、都会で働く子世代はなかなか多忙で顔を出す・様子を見に行くという簡単なことすらできません。
その方ももれなくその世代で、ご自身のお仕事(講演や教鞭をとる、研究や論文など)で多忙を極めておられるのを日頃の投稿で知っていました。
任意団体の世話役も引き受けておられるし、いざ帰省といってもあれやこれや気がかりの仕事を置いて身体一つで帰るのは簡単ではありません。
どうされてるかな?
私も時おり案じながらも、こちらからわざわざ親御さんの様子を訊ねることはありませんでした。
そんななか帰りの電車で私のお話の続きを思い出されたようで、ちょっと温かい気持ちになりました。
親御さんの要介護度などもまだ不明ですし、私もよく乗っていた在来線のなかで状況整理と現状把握をされていたのかもしれません。
このブログを読んでくださっていたようで、ケースが違えどなんらかのお役に立てたのであれば継続しがいもあるというものです。
事実と感情を切り離し、親御さんの尊厳を守りつつ、なんとか上手い舵取りをされるのを願っています。