私が通うヨガスタジオには料理教室も併設されているのですが、ある日社長から「漢方スタイリストとやら持ってるならなにか教えてみませんか?」と急なオファーがありました。
え、ちょっと待ってと思いましたが、そういえば自分が漢方スクールに通ってインプットしたことをアウトプットしたことがないのに気づきました。
そう、まさにわかったつもり状態。
まずは自分の不調をどうにかしたくて漢方に興味を持ち、認知症の母に活かせないかなりふり構わずの時期がありました。
もしかしたら母の症状が改善するかもしれない、肩甲骨回りがいつも痛く常に焦燥感に苛まれている自分の不調もよくなるかも、と淡い期待を抱いていました。
けれどこうすればこうなる、というものではないのが漢方なので(なる場合もあります)辛抱強く待つ時間と、飽きずに継続できる習慣をつけないと効果を感じにくいものです。
そもそも五行色体表がなんなのか、それが自分にどう関係あるのか落とし込めるまで理屈よりも実践・実感がないと生活に役立てません。
このような考え方があることすら知らない人にどうアプローチするか。
もう一度テキストや資料を見返してオリジナルのレジュメを作らなければなりません。
時間も限られたなかで詰め込み過ぎず、最初の取っ掛かりになればと鍼灸ドクターにも相談し私の体感から得たことをお話してみようと思っています。