去年の秋から機能性ディスペプシアという、特に理由もなくストレスなどでみぞおちが痛む症状で通院しています。
食べたくても痛くて食べられないのでみるみる痩せてげっそりしました。
母の遠距離介護にくわえて父の認知症グレーゾーン診断のショックで心身ともに限界を迎えていました。
必死にほかのことを考え気晴らしし、楽しいことを探していましたが、友人が「きちんと調べたほうがいいよ」といってくれて総合病院を受診しました。
胃カメラをしても胃壁は綺麗でどこも悪いところはありません。しかし酷い貧血がわかり、胃の痛みと貧血改善の治療をすることになりました。
検査時間によって昼休憩を挟んでの結果になることもあり、慣れない病院でランチを済ませることにしました。
私の目の前に高齢男性とその娘とおぼしき2人が座り、娘さんが「これはいる?どうする?」など食事介助をしていました。
もうそれを見ただけで涙がボトボト落ちてきましまた。
ほんの数ヶ月前の私がそこにいました。
あ、もうダメだ。ここにいられないや。
泣きながらお蕎麦をかきこみましたが、私に関心のある人なんていません。皆んな自分のことで精一杯ですから。
父がいなくなり私の体調もいまひとつのところに山のような事務処理で感情も希薄になっていたところにこの光景。
私はやっぱり悲しかったんだな。