なんだかまたみぞおちが痛くて食べられなくなり、どんどん痩せていきました。
前回は父の軽度認知症の検査で病院のハシゴのため何度も帰省し、並行して母の介護もしていました。
遠くから検査予約をして私の都合といかに合わせて段取りするか考えるだけでぐったり。
ちょうど母の義歯の調子も悪くなり訪問歯科に切り替えるタイミングでもあり疲れが幾重にも重なりました。
これまで通り乗り切れるだろうと思っていましたがやはり身体は正直ですね。
心身一如とはこのことで相当な負担だったようです。
どんな美味しそうなものを見てもみぞおちが痛くて食べられなくなりました。
無理に食べても美味しくない、味わえない。
今回はちょうど鍼灸治療の日と重なったので、毎度のことながら日頃抱えている個人的なお話を聞いて戴きました。
私の心はストレスと思っていないはずなのに身体に症状が現れている。認めるしかないですね。
ストレスで肝の働きである「気」(エネルギー)の運行が妨げられ脾胃(消化器系)の働きが抑制される「肝脾不和 かんぴふわ」が起きているというお見立てでした。
人の七情(喜 怒 思 悲・憂 驚・恐)は臓器に影響します。
怒りは肝を傷つけますから、まさにそのままの症状が出ています。
内心ここから逃げたいという本音と、相続手続きや今後の実家のことをきちんとしなければという葛藤で肝が高ぶっているようです。
そして漢方講座で受講生さんに損をさせるわけにはいかない‼︎という気負い(笑)
取り敢えず抑肝散加陳皮半夏というお薬で様子見です。
このまま講座で使えるネタですね。来月はこのお話をしよう。