のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

親の通院付き添いの心構え

親も高齢になりなんだか認知症が気になるなという時、おそらく一人で受診するのは難しいと思います。

 

日頃離れて暮らしていても、付き添いできるならしてあげましょう。

 

当日持参するといいものはいつも飲んでいるお薬の明細(なければお薬手帳。できれば一つにまとめてあるもの)といつごろからどんな症状に気づいたかなど家族の立場からのメモがあるといいですね。

 

そしてご自身が是非聞きたいこと。

 

質問事項を箇条書きにしていきましょう。

 

くれぐれも医療の受け身はやめましょう。

 

初診日に認知症と判断されることはまずありません。

 

軽度〜中程度なら簡単なチェックテストと画像撮影が当日できても結果はすぐわかりません。

 

読影はまた別の日になりますから、合計3回ほど行かなければなりません。

 

面倒でもこの初動を億劫がらずにやっておくと、検査の流れや認知症とひとくちにいっても様々な種類があり症状も人それぞれ違うということが理解できます。

 

認知症と診断されてもこの世の終わりみたいに思わないで下さいね。

 

私は10年前に母が診断を受けてそれは非常にショックでしたが、早めにわかったのだから対応策がないこともないと思いました。

 

治らない病でも軽いうちならまだ楽しめることや意思の疎通もあるので、自分次第でいかようにもできる‼︎と思いましたが、父は母の状態をひた隠しにして介護サービスを受けさせず何年も家でぼんやり過ごさせていました。

 

介護を受ける権利があるのに勝手すぎますよ。それこそエゴ。

 

物忘れ外来の主治医やケアマネになんど諭されても「まだ考えていません。必要ないです」と断ってしまい、結局自分の手に負えなくなってからあたふたするという結末になりました。

 

軽度の頃に対応すれば連日の酷い徘徊で何十回と警察沙汰になったり、捜索犬の出張費に12000円も払ったり、自力で探そうと車を擦ったり余計な手間がかからずに済んだはずです。

 

起きている出来事を認めたくないのはわかりますがね、ふさわしい対応をするよりないのですから付き添いの機会があるなら参考にしてみて下さい。