いつぶつけたかわからない部分から内出血があったり、わりと些細なことで脳内出血や脳梗塞を起こしたりします。
あのときのあれが⁉︎と心当たりを探っても本当の原因かどうかもわかりません。
父は特に高血圧だったわけでもなく日頃の健康管理はきちんとできていましたが、高齢なのと老老介護の疲れからか突然脳内出血を起こして亡くなりました。
その数カ月前に言動がおかしくなり、病院で様々な検査をしたところ小さな脳梗塞が2つ見つかりました。
遡ること数カ月前、階段を昇る途中でおでこを壁に強打したと聞いていました。
そのとき絆創膏を貼っていて、ちゃんと外に出血していたので安心していました。
さらにその数年前、夜に玄関で躓いて顔と肩を強打して3時間ほど意識を失っていました。
前のめりで咄嗟に手をつけずに転倒したので顔は傷だらけ、なぜか右手の親指の付け根あたりに深い傷がありました。
夏だったので低体温にならずに済み、意識が戻ってから自力で家の中に入りました。
認知症の母は状況がわからず、そのあいだずっとウロウロしていたようです。
これらのことから、日常の些細なことが原因で出血したり詰まったりするので自分の親に限って大丈夫だろうなどと思わず、もともとの持病以外の死因もあるのだと想定してみて下さい。