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国民の金融資産の6割を60代以上の人たちが持っているそうです。
皆さん親御さんの資産状況を把握していますか?
ざっくりでいいので介護が必要になる前に聞いておきましょう。
介護がスタートすると役所や施設からの山のような書類や通院の労力に時間を取られ、どこになにをどれだけ預けてあってお世話をするお子さんでも下ろせる状態なのかすら確認する暇もありません。
というより、頭が疲れているときちんとファイリングしようなどという気力も失せます。
権利書・実印・銀行印・通帳・証書・カード類など見てすぐわかるように整理しておくだけでもかなり違います。
高齢親がハイリスク商品に手を出していたり、断らない限り延々と送られてくる健康食品を契約していたり、謎のローンを組んでいたり。
解約するなら早めに、これまでしっかりしていた親でも判断能力は確実に衰えています。
そして歳を取ると面倒で意思決定を先延ばしにしがちです。
「別に今日じゃなくてもいいし」って。
心当たりありませんか?
誰でも面倒なことに手をつけたくないものです。でもだからこそ済ませてしまえば気持ちがスッキリします。
合わせて認知症になることも想定して早めに資産継承も考えましょう。本人以外解約できないのでは、医療・介護に必要な費用をおろせません。
家族信託とか成年後見制度とかありますが、結構面倒ですからね。
切り出しにくいことは早めに話して、流動的に使える口座など決めておきましょう。