強情で柔軟性のない高齢者に接したとき、なんともいえない悲しい気持ちになります。
いずれ自分も行く道だろうに。
過去の成功体験に固執して今に合わせようとしない。
昔はこうじゃなかった、前はもっと良かったのに。
どんどん時代に取り残されているのに昔の感覚のままで生活している。
人間関係は狭くなるいっぽうで、その中で一喜一憂していたり、新しいことを受け入れず最初から拒否したり。
自分もそうなっていないか時々わが身を振り返りますが、気づかぬうちに若い人から同じように思われているかもしれません。
知っている場所しかいかない。慣れてるから。
知っている人としか付き合わない。どんな人かわかってるから。
慣れている、知っているというのは安心とも取れます。
高齢になると変化を好まないので、経験したことのないこと、場所、人を敬遠します。
要は面倒なんですね。エネルギーを消耗しますからね。